Fucoidan Times

2017 - 11 - 22 |
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ソフトバンクが10億超出資


ソフトバンク(孫社長)がいよいよ製薬の世界にも進出すべく行動にでた。確かにAIによりこれまでの製薬情報がデータ化されれば、薬の世界にも革命が起きるかもしれない。。。

 

 

通信大手のソフトバンクは、ここ1年ほど数十億ドル規模の買収や出資を盛んに行なってきたが、その熱はまだ冷めてはいなかった。2017年8月上旬、製薬関連会社のRoivant Sciences(ロイヴァント サイエンシズ)は11億ドル(約1,219億円)の出資を受けることを発表した。その大半はソフトバンク・ヴィジョン・ファンドによるもので、おそらくはバイオテック企業への史上最大の単一出資である。

バイオテック業界において2015年と16年に実施された最大の新規株式公開は、いずれもロイヴァントの傘下にある企業である。これは同社の成長戦略が正しかったことを証明している。他企業が完成させられなかった、有望だが見捨てられた新薬候補を拾い上げるという戦略だ。

 

設立からわずか3年のロイヴァントは、ほかの製薬会社の棚から慎重な交渉の末に譲り受けた新薬候補をもとに、さまざまな薬を開発する子会社の集まりからなっている。Myovantは子宮内膜症と子宮筋腫の痛みのための薬に取り組んでいる。Urovantは失禁と過活動膀胱に、Axovantは認知症とアルツハイマー症に取り組んでいる。ほかにも多くの放棄された薬を救い出し、試験に素早く通して、商品化しようとしている。

薬のいくつかは、政府による認可前の最後のステップである臨床試験のフェーズIIIにあり、人での有効性を試験されている。さらにいくつかの薬はフェーズIIの段階にある。「彼らはその段階までもっていくのにかかるであろう費用の約50分の1の費用で、新薬をつくり出すパイプラインを生み出しているのです」。長年バイオテック企業の役員を務め、現在はカリフォルニア大学サンフランシスコ校のビジネス開発・イノヴェイション・パートナーシップ担当副総長のバリー・セリックは言う。「とても見事です」

 

薬を見つけるために、ロイヴァントは公開データベースや関係者のネットワークといった情報収集方法に頼ってきた。しかし、世間にはもっと多くのデータがある。「薬群マッピング」と彼らが名付けた戦略を用い、ビジネス開発チームがデータを徹底的に調べ上げる。「まずは特許を見るところから始めます。そして、着実に臨床試験を行っている企業を特定します。そこから5社へ、3社へと絞り込まれるのです」と、最高情報責任者のダン・ロスマンは言う。

同社のアナリストはその後、そういった薬を既存の薬のカテゴリー、作用機序、業界他社が達成しようとしているエンドポイント(治験薬の有効性・安全性の評価項目)と照らし合わせてチャートにする。ロイヴァントはさらに、その薬を必要とする患者が存在するかどうかも検討する。商業的実用化の可能性を見るためだ。

ロイヴァントはこの方法で、30,000の新薬候補、2,000の作用機序、10,000のエンドポイントを、すべて公開の、大半が無料のデータベースからマッピングしたとロスマンは言う。そして、ソフトバンクからの資金の一部はこのプロセスに使われる。誰が何を開発しているのかについての、より高価で、より有用と見込まれるデータを手に入れるためだ。

ソフトバンクの狙い

ロイヴァントは新たな資金の一部を、データ分析を通じて臨床試験のプロセス全体を改善することを目的とした子会社Datavant(データヴァント)の設立にも使う予定だ。

企業は多数の試験を行い、多くのデータを集めるが、それをすべて発表したり、シェアしたりすることはない。そのため研究者は、すでに失敗したアイデアを繰り返してしまうことがある。「もしすべてのデータがプールされたら、臨床試験のコストを約半分に、市場に出すまでにかかる時間も半分に削減し、どんな臨床試験の成功率も大幅に上げることができるでしょう」と、データヴァントの取締役トラヴィス・メイは言う。

企業にお互いの“ダークネット”をシェアさせるのは変に思えるかもしれない。しかし、データのシェアに取り組んでいるのはデータヴァントだけではない。米エネルギー省、米国立がん研究所、製薬大手グラクソ・スミスクラインも、「医薬機会のための治療促進」プロジェクトの一環として取り組んでいる。

「グラクソ・スミスクラインは、データをシェアしてくれる企業を探しています」と、カリフォルニア大学サンフランシスコ校のセリックは言う。そうすれば、ローレンス・リヴァーモア国立研究所が有するスーパーコンピューターは、どの分子や抗体等が試験する価値があるのか、グラクソ・スミスクライン以外にとっても有用なのかを割り出せるモデルを構築できるかもしれない。「機敏な企業は、それらの予測モデルを自社内のプログラムに応用するでしょう」

もちろん、そういったモデルの構築には、時間と人材が必要だ。まさにそれが、ロイヴァントが今回の出資を大いに歓迎している理由である。資金は子会社、エンジニア、そしてデータのためになる。

ソフトバンクは、新たなセクターで破壊的な投資を行う理由については概ね口を閉ざしている。「われわれはロイヴァントの野心と業績に感銘を受けており、彼らの旅路の次なるステップを支援することを楽しみにしています」と、ソフトバンクグループ・インターナショナルの代表取締役アクシャイ・ナヒータはプレスリリースのなかで語っている。

 

出典;WIRED

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