By Yuko
がんの早期受診・正しい知識を啓発するシンボル、Awareness ribbon (アウェアネス リボン)。
何種類あるかご存じですか?
日本でのアウェアネス リボンの認知度は、他国と比べればまだまだ低い状況です。
恥ずかしいことに私自身も、以前職場でピンクリボンキャンペーンを行った際に、初めて色々な種類のリボンがあることを知りました。
そこで今日は、日本の三大癌の肺がん、大腸がん、胃がんのリボンについて、学んでいきたいと思います。
肺がん
啓発期間:11月
リボンのカラー:ホワイト
リボンが指す意味:肺がん撲滅・検診推進
肺がんは最も治りにくいとされています。主な原因は喫煙ですが、非喫煙者でも発症する人が増加しています。近年、大気汚染が原因とみられるケースも増えています。
大腸がん
啓発期間:3月
リボンのカラー:ダークブルー
リボンが指す意味:大腸がん啓発活動
大腸がんは40代から増加し、高齢になるほど罹患率が高くなります。
原因は生活習慣が関わっているとされ、赤肉・加工肉・飲酒・喫煙により大腸がんに罹るリスクが上がります。
胃がん
啓発期間:11月
リボンのカラー:ペリウィンクル
リボンが指す意味:胃がん啓発
かつては日本人の死亡原因の1位だった、胃がん。現在は治療方法の進歩により患者数は減ってきているものの、世界的に見ても、日本人は胃がんの発症率が高いです。
漬物、干物などの塩分の多い食品の摂取、喫煙、発がん促進作用のあるピロリ菌への感染が胃がんの主な要因。
この他にも、すい臓がんはパープルリボン、皮膚がんはブラックリボンなど様々な色のリボンがあり、どのリボン活動も世界で積極的に実施されています!
なかなかボランティア活動には参加できないという方も、関連グッズの購入という方法で貢献できるかと思います。自分や大切な人を守る為にも、正しい知識を持ち、互いに検診を勧め合うことも大切な啓発活動のひとつです。
この記事を機会に、1色でも多くリボンのことを知っていただければ嬉しいです!