By Yuko
台風、豪雨が過ぎ去ったかと思えば、また酷暑の日々。
8月も中旬を過ぎましたが、まだまだ日本は暑いです。
ニュースや情報番組で、熱中症対策として塩分の摂取を呼び掛けていますが、
皆さんの一日の塩分摂取量、果たして適切でしょうか。
私は暑い日が続くとどうしても塩辛いものが食べたくなり、わかってはいても塩分摂取量を抑えられないでいます。
塩分を過剰に摂りすぎると、高血圧症の原因になります。また以前の記事で触れた、むくみも塩分過多が原因で起こります。
醤油をつかった料理や漬物を習慣的に食べる日本人は、一日あたりの塩分摂取量が世界的にみても多い方に分類されます。
では、一日あたり何グラムが適切なのでしょうか。
日本人(20歳以上)は、平均で一日に10.0gの塩を摂っています。男女別では、男性が11g/日、女性が9.2g/日となっています(平成27年)。厚生労働省では、一日に摂る塩の目標量を、男性(12歳以上)は8.0g/日、女性(10歳以上)では7.0g/日未満としています(平成29年4月現在)。
引用:一日に摂る塩の目安
ちなみに、高血圧学会やWHOが推奨する目標値はこの数値よりも1~2g程少ないです。
塩分入りの飴は、種類にもよりますが1個あたり0.1~0.3g程度。ラーメンは汁まで飲むと、1杯あたり6g程度の塩分量があります。
こうして数値にしてみると、怖いですね…。塩分過多の方が大半なのではないでしょうか。
実は、普段私たちが何気なく食べていた食材が、体内での塩分調整を担っているのです!
野菜、海藻類、果物、芋類、豆類などに多く含まれるカリウムは、余分に摂った塩分を体外へ排出を促すそうです。
カリウムが豊富に含まれている食材は下記の通り。
【食材(g)】
【カリウム量】
ほうれん草(80g)
552mg
じゃがいも(50g)
205mg
大豆(20g)
380mg
わかめ(3g)
156mg
納豆1パック(50g)
330mg
アボガド1個(170g)
720mg
りんご1個(300g)
330mg
この食材であれば、毎日の食事に取り入れることができ、気軽に始められますね!
私たちの身体は、非常に上手い仕組みで働いていますが、
偏った食生活で簡単にその仕組みは崩れてしまいます。
食べることは生きること。
毎日の食事を美味しく、楽しく、ヘルシーに!をモットーに食生活を見直していきましょう!