タイトルを見ると、
「汚い~」は最初の反応かもしれません。
実は、誰でもやったことがあるはずです。
鼻をほじると鼻腔内の粘膜を傷つけて、
炎症・感染症が起きることや、鼻血が出る原因に繋がるのは昔から知られていることです。
最近、ある記事を見て、鼻をほじることが駄目な理由が新たに分かりました。
今日、TAMAの記事はこの新たな理由について書きたいと思います。
実は「鼻をほじること」は人の鼻腔内に常在している「肺炎球菌」を拡散する危険な行為だそうです。
英王立リバプール大学病院の研究者らは、18~45歳の成人被験者40人に肺炎球菌を塗布し、日常でありふれた状況を再現するために、(1)ぬれた手を鼻に近づけ息を吸い込む「wet sniff群」、(2)乾いた手を鼻に近づけ息を吸い込む「dry sniff群」、(3)ぬれた手で鼻をほじる「wet poke群」、(4)乾いた手で鼻をほじる「dry poke群」のいずれかを行ってもらった。
その結果、肺炎球菌はいとも簡単に手から鼻へと感染することが示された。全グループで感染が生じたが、最も感染しやすかったのは「wet sniff群」と「wet poke群」だった。
先週末から気温が一気に下がり、天気予報によると最低温度は2℃しかなさそうです。
毎年、この季節になるとノロウイルス、溶連菌、インフルエンザ等の患者が多くなります。
風邪を引き起こすウイルスは200種類以上があるそうです。
その多くは、気温が低く乾燥した環境を好むため、冬になると風邪を引く人が増えるのです。
というわけで、冬場は本当にしっかり体調管理をしないといけませんね。
肺炎は日本人の死亡原因の第3位を占めているそうです。
鼻ほじることで、肺炎を蔓延させてしまうかもしれません。
敏感な季節ですから、病気にかかる可能性がある行為に気を付けましょう。
どうしても鼻くそを取りたい時の方法をいくつかご紹介します。
1.お風呂場でふやかしてからの「チ~ン!」
2.綿棒を湿らせて鼻の中でグリグリ
3.ウェットティシュー作戦
4.鼻うがい
幼い子供だけではなく、沢山の大人も鼻をほじる癖があります。
この記事を見て直しましょう。