時の流れは早いもので、もう春がそこまで近づいています。
春は芽吹きの季節です。
学生時代は「一年の計は春にあり」に因んで、一年の勉強目標や計画を練ったものです。
春になると、体は冬から目覚めて活動になり、
その原動力として血液がたくさん必要になるので、
貧血になりやすいのだそうです。
貧血になると疲れやすい、めまい、動悸、冷え性、
食欲不振等の症状があります。
貧血は男女関係なく、誰にでもみられる症状だそうです。但し、女性の場合生理、妊娠、出産等の原因で貧血の方は多いです。
日本の女性の65%は貧血持ちだそうです。
血液が消耗するのは寝不足、過労、激しい運動、
脳労働、 目を使う作業などによる場合が多いそうです。
つまり、
現代の働き方は貧血を招きやすい環境が多いです。
疲れやすいのは体力不足だと勘違いして、
体がつらいのに筋トレを始める人がいます。
スポーツ選手に貧血が多いように、
過度な運動も血液の消耗に繋がるそうです。
では、貧血に対してどのような対策があるのでしょうか?
重度貧血だと診断された方は、
もちろん治療の必要があります。
一般的な貧血の対処法としては、
1. 生活習慣面では睡眠確保が大事です。
2. 食生活の改善とサプリメントの摂取に工夫しましょう。
ここで、貧血改善にいい食材ご紹介したいと思います。
鉄分は造血に必要な成分です。
ほうれん草等の植物性食材が含む鉄分は非ヘム鉄だといい、鉄分が多くても、吸収する為にビタミンC等吸収を促進する栄養素と一緒に摂る必要があります。
逆に、レバー、赤身肉、お魚等動物性食品が含む鉄分はヘム鉄だといい、
非ヘム鉄と比べて5~10倍の吸収率がありますので、
優先的に摂取しましょう。
レバーは比較的に手頃な価格で買える食材で、鉄分の含有量順位は豚レバー、鶏レバー、牛レバーだそうです。
更に、体の吸収力を高める為にネバネバ系食材、
発酵食品等と一緒に摂るとより効果的だそうです。
自分の健康に注意を払って、
現在の生活習慣と健康を見つめ直すことで貧血解消ができるかもしれません。
今週もTAMAの情報が少しでも皆様の健康づくりのヒントになれば幸いです。