By Yuko
Bloombergが毎年発表している健康な国ランキング。
日本は前年より順位をあげ、4位にランクインしました。
このランキングは、平均寿命、喫煙率、肥満度、水の安全性、大気汚染などの環境要因なども含んだデータから作成されているそうで、堂々の1位はスペインでした!
昨年イタリアが1位だったことを覚えていた私は、スペインとイタリアで共通する健康の秘訣は「地中海料理」なのではとふと思いました。
「果物と野菜のないスペイン料理は考えられない」
野菜、魚、オリーブオイル、ナッツ、全粒穀物を多く取り、加工食品と肉をあまり食べない地中海料理は、アンチエイジングに有効というエビデンスが次々と出てきている。
心臓病、糖尿病、ある種のがんのリスクは、地中海料理を食べていると減らすことができることを複数の研究は示した。また地中海料理は、認知能力を高め、認知症のリスクを減らす効果があると見られている健康に良い脂肪分を豊富に含んでいる。
スペインが2040年には最長寿国になることが予想されているのも納得できました。地中海料理に元気の源が隠されていたのですね。
今回のランキングで食生活と健康は密接に関係していることを実感しました。現代は、昔のように食卓を囲んで家族みんなで食べるという機会減り、出来合いの食事に頼ることが多く、栄養バランスも崩れがちです。
一生のうちで食事にかける時間はトータルすると6年あるといいます。
短いと感じるか、長いと感じるかは人それぞれですが、「食べることは生きること」と心に留め、食を大切にしていきたいとしみじみ思いました。