By Yuko
一日の疲れを肉体的に休める人は多くいますが、
どのくらいの人が「頭」を休めることを意識しているでしょうか?

私たちがインターネットを閲覧している時間は一日平均で100分にも及ぶといいます。会社でパソコンに向かう時間を加えると、私たちのほとんどが大量の情報を毎日脳に取り込んでいることになります。実はこれが、身体を休めても何故か疲れている原因となっているのです。
脳からの疲れのサインには以下のようなものが…
・集中力が持続しない
・動いていないのに疲れている
・記憶力の低下
・考えがまとまらない
・無気力になる

休日の運動などからくる肉体的な疲労とは異なり、脳疲労は自覚症状を感じにくいことが特徴です。上記のサインに多く当てはまる方は、今すぐ脳の休息が必要です!
▮脳の休息方法
1. 十分な睡眠
緊張状態の脳を休ませる大きなチャンスが睡眠です。就寝前は、アルコール・カフェインの摂取を避け、スマートフォンの使用を控えましょう。個人差はありますが、最低でも7時間ほどの睡眠をとりましょう。
2. 目を休める
私たちは日々様々な情報を目から取り込んでいます。静かな場所で目をつぶるだけでも、脳を休めることに繋がります。
3. アクティブレスト
ウォーキングやストレッチなどの身体に負荷がかかり過ぎない程度の運動を行いましょう。軽い運動を行うことにより、酸素が各細胞へ供給され、血流が良くなり、疲労物質が排出されやすくなります。
4. ブレインフードを摂取
脳疲労は不要なタンパク質(アミロイドβタンパク・タウタンパク)が蓄積することが原因とされています。上記に挙げた方法と併せて、脳機能の改善に良いとされる、以下の食材を日頃の食事に取り入れましょう。
食材:青魚・大豆・カカオ・ナッツ類・エビまたは鮭(含有している色素成分アスタキサンチンの摂取)・ウコン・牛乳
脳の疲れは、知らず知らずのうちに溜まっています。
暖かい天気の日も多くなってきましたし、たまには何も考えず、お日様の下でぼーっとして脳に休養を与えましょう!