食欲の秋、皆、食事に合うお酒を飲む時期です。
私はお酒を飲まないのですが、
ワインに似たアルコールがない葡萄100%の発砲ジュースを好んで飲んでいます。
アルコールは、体に悪いイメージがありますが、
ワインの原材料である葡萄には、体に良い栄養素が豊富で、
特にポリフェノールが一番知られているのではないでしょうか。
このポリフェノールに、どういう効果があるのかと言いますと、
まず、細胞の老化の原因を活性酸素除去による効果で、
若返りを期待できるそうです。
しかしながら、いくら体に良い成分が入っていると言われるワインでも、
あくまでアルコールなので、完全に安全だと言えるものではないと、
世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)、世界がん研究基金、
米国がん研究協会では、注意を呼び掛けているようです。↓
1週間にワイン1本に相当する「適度な量」の飲酒でも、生涯のうちに飲酒・喫煙関連のがんを発症するリスクは上昇し、男性ではタバコを週に5本、女性では週に10本吸った場合と同程度になることが示されました。1週間にワイン3本に相当する飲酒量になると、がんリスクの上昇は、男性ではタバコを週に8本、女性では週に23本吸った場合に匹敵していました。
健康食品や健康な食べ物もそうですが、
何でも多く飲めば良いわけではないと言われます。
日本の厚生労働省は、アルコールで1日平均20g程度という目安もあるようなので、
ワインを飲まれる際は、味、香りをゆっくり楽しみながら、
適度な量を楽しみましょう。
記事:クミ