皆さんは日常生活の中で「幸せだな」と感じるときはありますか?
私たち日本人が外国へ行って帰ってくると、いかに日本が安全で恵まれているか気づく方も多いと思います。
お互い助け合い、協力する文化があるからこそ、「私たちは幸せだ」と感じることがあるかもしれません。
しかし昨年、2019年の世界で最も幸福度が高い国に選ばれたのはフィンランドでした。
フィンランドは2年連続で最も幸福度が高い国に選ばれています。
フィンランドの他にも、ほとんどの北欧の国は上位にランクインし、日本はというと58位という記録でした。
フィンランドの幸福度が高い理由ですが、まず挙げられるのは教育費です。
フィンランドでは小学校から大学まで学費は無料です。すべての子供たちが平等に学業に励める環境にあるのは良い事ですね。
所得税は収入の約3割で、消費税は24%と高めですが、そのおかげで福祉が整っており、
医療費も無料または安価であるため老後の不安もなく暮らすことができるようです。
仕事面では、1日8時間労働というのは基本ですが、フィンランド人はたいてい午後4時には仕事を終わらせて帰宅するんだとか。
日本のように残業するという考えはなく、その日その時にきっちり終わらせ、次の日からまた仕事に励みます。
他にも男女差別や外国人に対してもあまり差別がなく、親切な方が多い国のようです。
学費や医療費に関して金銭的心配をしなくて良い事や、自分の時間を得られることで住みやすい国であり、心配事や問題、ストレスも多国と比べると少ないということが幸福度を上げているのかもしれませんね。