コロナウイルスの終息は見えず、まだまだ1人1人の予防が必要です。
皆さんは感染症を予防するための免疫を上げるには、腸内環境を整えるのが一番良いと知っていましたか?
口から入ってきた病原体やウイルスを抑制する「免疫細胞」と呼ばれる細胞の6-7割は実は腸の中で生きています。
腸に住み着いている細菌の数は600-1,000兆個。重さは実に1.5㎏ほどになります。
ちなみに腸内環境が悪化すると、免疫力や栄養吸収効率が低下し、自律神経が不安定になることで集中力も低下してしまいます。
また、便秘や下痢、肌荒れを引き起こしてしまうのです。
この大量の細菌を抑制するためにもおなかに良いものを取り入れ、腸内環境を整えることで、免疫が活性化され、免疫が上がるという仕組みになっています。
腸内環境を整える食べ物は多くありますが、その中でも本日はこんにゃくの効果についてご紹介します。
日本ではよく食べられるこんにゃく、昔から「胃腸のほうき」とも言われ親しまれてきました。
こんにゃく自体は低カロリー、低糖質です。
こんにゃく芋からできており、96%が水、残りが栄養素となりますが、
こんにゃくに含まれるグルコマンナンと呼ばれる食物繊維が腸内で水分を含んで膨張し、腸内にたまった老廃物を体外へ排出してくれる役割があります。
他にも、
★血糖値を上がりにくくする。
★コレステロール値を下げる。
★大腸疾患のリスクを減らす。
★生活習慣病予防をする。
★乾燥肌に効果的。
等の効果もあるようです。
ただし、ダイエットの際、こんにゃくのみ食べる生活を送ると、もともとの栄養素があまり含まれていないので、栄養不足に陥ることもあります。
こんにゃく以外に栄養豊富な食べ物を一緒に食べるようにしましょう。
また、過剰摂取はこんにゃくが腸の中で停滞し、腸閉塞や便秘を引き起こしてしまいますので食べすぎにはご注意を。
ちなみに1日板こんにゃく1枚程度が適量です。
腸内環境を整えて免疫力を上げましょう!