皆さんこんにちは。
健康的な食生活を送れていますか?
コロナウイルスの流行と共に、私は以前より健康的な食事をとるようになりました。
昼食や夕食で積極的に野菜を取り入れるようになったり、自分が食べるものにどんな栄養があるのかを調べたり、最近では毎日キッチンに立って料理をするのが楽しみでもあります。
日本人の主食でもある白米。私はお米が大好きなので、体形を気にして炭水化物を取らない女の子たちのような真似はできないですが(笑)
少しでも健康的な食事にするために、最近お米を雑穀米に変えてみたのです。
実家にいたときも何度か食卓に出ていた雑穀米。よく、母が「体にいいのよ。」と言っていました。
海外では主流ではないですが、本当に健康的なお米なので、今日はそのメリットを紹介したいと思います。
本来、でんぷん質とタンパク質が主な栄養素である白米に対して、雑穀米にはミネラル、食物繊維の他に、抗酸化作用により生活習慣病を抑制することが可能なポリフェノールが豊富に含まれています。
雑穀の種類としては、大麦、発芽玄米、黒米、赤米、黒豆(大豆)、小豆、もちきび、もちあわ、たかきび、ひえ、アマランサス、キヌア、ハト麦、トウモロコシ、黒ゴマ、白ごまの16種類が日本ではよく知られており、十六黒米と呼ばれています。
白米のみと雑穀を混ぜた白米を同じ量で比較した場合、白米に穀米を混ぜる方が少々低カロリーになり、食物繊維やミネラルも同時に摂取ができるのです。
まるでスーパーフードのような食材としても期待されています。
食物繊維はおなかの調子を整え、おなかの中をきれいにしてくれるので、便秘気味の方にはお勧めです。
他にも、雑穀は食後の血糖血の急上昇を抑えてくれます。
通常、食後に血糖値が急上昇すると、インスリンが過剰分泌され、筋肉や脂肪の細胞へとブドウ糖が取り込まれるのですが、余ってしまった過剰なブドウ糖は中性脂肪となってしまうため、結果的に太る原因となってしまうのです。
また、小粒の雑穀には女性にうれしいビタミンやミネラルが豊富に含まれている為、貧血予防や美容にも良いことで知られています。
肌の乾燥やシワ対策、また抗酸化作用を持つポリフェノールを含んでいる為、アンチエイジング効果にも期待ができます。
体に良いことだらけと思い、今まで信じて食べてきましたが、食べる上での注意点もあることを今回発見しました。
雑穀米には不溶性の食物繊維が多く含まれるため、大麦、玄米、ハト麦などの大粒の雑穀米は消化がされにくいそうです。
その為、雑穀米を食べる際にはよく噛んで食べるようにしましょう。
また、雑穀米は本来植物の種なので、発芽毒の危険性もあります。
ヒ素は自然界に広く存在し、ほとんどの食品に微量に含まれていますが、雑穀にも含まれています。
雑穀を大量摂取することで、発熱や下痢、癌などを引き起こしてしまう恐れもあるため注意が必要です。
栽培方法や農薬の種類・散布時期によって残留農薬の可能性も出てきます。
これも雑穀米が体に悪いと言われる原因のようです。
最後に小麦、蕎麦、ゴマ、大豆は雑穀米に含まれる成分なので、これらがアレルギーの方も注意が必要です。
体に良いと言われる反面、結構デメリットの方も挙げられるんですね。知りませんでした。
ここまで読んで、雑穀米のデメリットを知って「体に悪そう」と思われた方もいると思います。
そんな方は、体に無害で自分に合った雑穀米を選べるようになりましょう!
まずはもしあなたにアレルギーがあるのであれば、その成分を選ばないことが大切です。
発芽させてある発芽玄米は毒の心配がなく、200℃以上の加熱処理をされているものは安全です。
農薬も「有機JAS認定」を受けたものは無農薬有機栽培である保証がされているので安心です。
白米と混ぜるときは大量に混ぜるのではなく、少量を足して混ぜて食べるようにしましょう。
私の場合、例えば2合の白米に対して大スプーン2杯を目安に入れています。
さらに玄米は発芽させると無毒化させることができるため、水に雑穀を浸して1日置いておくのも得策です。
常温で浸す場合、雑菌が発生しないようにこまめに水を入れ替える必要があるため、できるだけ冷蔵庫で付け置きするのがおすすめです。
気を付けるべき点があるのは事実ですが、正しく食べれば健康をサポートしてくれる食品であることは確かです。
1日1食など少量の雑穀米を食べることは問題ないので、健康のために正しい食べ方をするようにしましょう。
海外の場合、アジアの食料品店などに行けば日本の白米や雑穀米も豊富に販売されているところがあるようです。
ただし、日本の2倍3倍の値段はするようなので、試してみるには少々お高いかも。
白米と比べてプチプチ食感や味も少し違ってくるので、興味がある方は是非食べてみてください!